教えて松崎先生【QA集】

松崎セミナーのMLで発信があったQAの一部を紹介します。

※本セミナーに申し込むと松崎先生に質問することができます!

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https://ssl.form-mailer.jp/fms/3791a95f487479

 

松崎先生は所見を書くときどのようなことを意識して書かれますか?

私は、その子一人ひとりのエピソードで書こうと意識しています。

エピソードを書くというのはいい方法ですね。
具体的場面を書くことで、保護者にとって分かりやすい所見になるでしょう。
私の場合は、所見を書くのはものすごく速いです。
それは、所見を書く際に手元にたくさんの資料があるからです。
一つは作品群、他には、常に書いている子どもの良い行為、良い学習態度です。
所見を書く段になって、慌てて用意するのではなく、常に用意しています。
極端に言えば、所見に書きたいことが多すぎて
何を書こうかな、とちょっと迷ってしまう、ぜいたくな悩みを抱えています。
当然ながら、4月の黄金の3日間から、1学期の所見の準備をしています。

松崎先生は20代のとき、どのように夏休みを過ごされましたか?

20代のときに欠かさずやっていた修業等ありましたら教えてください。

 

いい質問ですね


若い人の役に立つともいます

私は、法則が立ち上げの年に教師になりました
そして、その年に法則化に入りました
つまり、私の教師人生のすべては法則化、TOSSなんです

先日も、向山先生に、次のように話しました

「私は、もう5年で定年になります。
法則化立ち上げの年に、教師になり、
ずっと、法則化、TOSSでした。
とても素晴らしい教師人生でした。
ありがとうございます」

この私は、もし法則化に出会っていなかったら
とうの昔に教師を辞めていたかもしれません。
それほど、法則化に救われてきました。

その私は、分析批評が好きでした。
向山先生に初めて会ったのも、
東京分析批評研究会の大井町公民館でした。

夏の、時間のある時に
分析批評の本をむさぼるように読みました。
これに分かるように
教材研究に時間を費やすのが、私の夏の過ごし方でした。

例えば、社会科の単元のすべての略案を夏の間に作り、
2学期以降に備えました。
これは、単に略案を作るというのではなく
社会科に対する造形を深めたということになります。
足を使って、(古い、今はネットだね)教材研究に
走り回りました。

役場や水道局などに行き、取材をしました。

3年目で社会科県大会で発表し
その次の年に、全国大会で発表したので、
社会科の研究が多かったかもしれません。

夏に限らず、皆さんに参考になる修業法があります。

国語です。

私は、自分の授業のすべてをテープに録音しました。
(テープ、古い!)
それをすべてテープ起こしして、
さらにすべてネットで公開しました。

テープ起こしをすると、気持ち悪くなりました。
声は小さい、語尾は聞こえない、声がよどんでいる、言葉がはっきりしないなど
最悪でした。
それをそのまま文字にして発信です。
恥のさらけ出しです。

でも、負けずに続けました。
それが今につながっていると思います。

もっともっと、他にもたくさん修業をしました。